墨東ゴム工業会 三木会を開催しました
墨東ゴム工業会(杉本浩志会長)は2月20日、東京都墨田区東向島の墨田区生涯学習センターB棟3階視聴覚室で三木会を開催した。 今回は「次世代の新技術・新商品を創造する会」の会長である鵜野四郎(元・トヨタ自動車)氏を迎え、「現場のリーダー及びリーダー候補のために」をテーマに講演を行った。 当日は36名が参加。同会は霜田知久副会長の司会進行により開催した。
鵜野氏はスライドを使用しながら、「トヨタ生産方式の導入を成功させるためのピンポイント講座」と題して解説を行った。
講座内容は、①トヨタの歴史にみる「人づくりのDNA」②トヨタ生産方式の構築③求められる人財「リーダー」とは④トヨタトップの箴言⑤今後の活動⑥企業トップの皆様へ等。2時間以上に及ぶ講座に参加者は熱心にメモをとりながら聴いていた。
鵜野氏は「経営者の思いを実現する優秀な人材こそ、求めれる人財『リーダー』である」と述べ、「そのリーダーの本質には『徳』があることが重要」と強調した。鵜野氏が言う「徳」とは、謙虚、寛容、勤勉、思いやり、信頼、正義を兼ね備えているを意味している。
講演終了後、閉会の挨拶に杉本会長が「今回の講演を聴いて、いかに現場で活かせるかということが課題になっていきます。また我々一社一社がどれだけ社会貢献できる会社になれるかが大切になってきます」と述べ、締めくくった。
2014年02月25日更新